財務基礎研修~4つの分析手法から財務諸表を読みこなす

管理職

財務基礎研修~4つの分析手法から財務諸表を読みこなす

ビジネスパーソンに必要不可欠な「PL」「BS」「CF」を読みこなすスキルを習得する

No. 2500000 9904008

対象者

  • 中堅層
  • リーダー層
  • 管理職層
  • 経理や会計部署に配属されて間もないご担当者さま
  • 他部門で一定の財務知識のある方
  • 損益計算書、貸借対照表の見方を学びたい方
  • 企業会計の基本を学びたい方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 利益やコストへの意識を高めたいが、何からすれば良いか分からない
  • 損益計算書や貸借対照表から経営状況を読み取る方法を学びたい
  • 経理関係の業務をしているわけではないが、決算期などに自社の状況が分かるようになりたい
  • 苦手な分野なので、改めて基礎から勉強したい

研修内容・特徴outline・feature

本研修では経理・財務に求められる簿記の知識ではなく、あらゆる職種のビジネスパーソンが使えるビジネス会計の知識習得に焦点を当てた研修です。ワークでは実際の決算資料に触れ、ディスカッション・フィードバックを通して読み深め方を学びます。財務分析のスキルを習得することで、自社の経営成績の確認や仕入先・外注先・取引先の与信管理、競合分析など、様々なシーンで活用できるようになります。

※2025年5月31日までの研修は、以下研修名で実施いたします。
旧研修名:『財務基礎研修~3つの分析手法から財務諸表を読みこなす

到達目標goal

  • ①財務三表(PL・BS・CF)の役割と主要項目を理解できる
  • ②4つの財務分析手法と15個の指標の計算式と使い方を習得する
  • ③上場企業の決算資料を読み、分析に必要な数字を見分けられるようになる
  • ④財務分析手法を用いて決算書を比較し、自分なりの分析結果を述べられる

研修プログラムprogram

※本研修は25年6月1日以降の開催について研修名及びカリキュラムを変更いたします。
カリキュラム詳細については、下記をご覧ください

2025年6月1日開催以降のカリキュラム
内容
手法
  • 1.企業会計とは
    【ワーク】ビジネスパーソンに会計知識が求められる理由を考える
    (1)企業会計とは
    (2)財務会計と管理会計の違い
    【参考】簿記の枠組み
講義
ワーク
  • 2.財務諸表の基本
    (1)損益計算書 ~会社の成績通知表
    <PLの3つの収益、4つの費用、5つの利益を学ぶ>
    【ワーク】損益計算書の作成・計算
    【参考】減価償却とは
    (2)貸借対照表 ~会社の健康診断書
    <初学者がつまずきやすいBSを、主要項目に絞って学ぶ>
    【参考】費用と資産は表裏一体
    【参考】流動・固定の区分基準
    (3)キャッシュ・フロー計算書 ~会社の血液診断書
    <現金の重要性を認識し、CFの簡易的な読み方を学ぶ>
    【参考】経営と資金繰り
    (4)財務三表のつながり
    (5)連結会計
講義
ワーク
  • 3.財務諸表を読みこなす
    (1)数字は、「額」と「率」の両面で比較する
    (2)成長性分析 ~経年比較
    (3)収益性分析 ~売上と利益の比率
    <総利益率、営業利益率、経常利益率、当期純利益率>
    【ワーク①】決算資料から、2社の収益性を比較する
    (4)安全性分析 ~調達と運用の比率
    <流動比率、当座比率、固定長期適合率、固定比率、自己資本比率>
    【ワーク②】決算資料から、2社の安全性を比較する
    (5)効率性分析 ~損益計算書と貸借対照表の比率
    ①売上高回転率
    <総資産回転率、売上債権回転率、棚卸資産回転率、仕入債務回転率>
    【ワーク③】決算資料から、2社の売上高回転率を比較する
    ②資本利益率
    <総資産利益率(ROA)、自己資本利益率(ROE)+デュポン分解>
    【ワーク④】決算資料から、2社の資本利益率を比較する
    (6)財務分析の例
    (7)業界の特徴を知る
講義
ワーク
  • 4.総合演習
    【ワーク】2社2ヶ年の財務指標をまとめた参考資料を読み、多角的に分析する
ワーク
  • 5.まとめ
ワーク
2025年5月31日開催までのカリキュラム
  内容 手法
  • 1.企業会計とは
    【ワーク】なぜ企業会計の知識が必要なのか
    (1)企業会計とは
    (2)2つの会計
講義
ワーク
  • 2.知っておきたい簿記の枠組み
    (1)簿記とは
    【参考】経費仕訳の例
    【参考】消費税と仕訳(消費税が8%の場合、消費税の対象は課税売上と課税仕入のみ)
    (2)財務諸表と簿記
講義
  • 3.財務諸表の基本
    (1)損益計算書
    (2)損益計算書の特徴(用語の説明)と見方
    【参考】発生主義と現金主義
    【ワーク】損益計算書を作成する
    (3)貸借対照表
    (4)貸借対照表の特徴と見方
    (5)キャッシュ・フロー計算書
    (6)連結財務諸表
講義
ワーク
  • 4.財務諸表を読みこなす
    (1)数字は、「額」と「率」の両面で比較する
    (2)数字を時系列で比較する
    【ワーク】表から読み取れることを考える
    (3)数字を同業他社と比較する
    【ワーク】表から読み取れることを考える
    (4)安全性分析 ~貸借対照表の分析
    【参考】株主資本・自己資本・純資産
    (5)収益性分析 ~損益計算書の分析
    (6)効率性分析 ~貸借対照表と損益計算書双方による分析
    (7)財務分析の例
    【ワーク】バランスシートを見て、安全性の高いものを読み取る
    【ワーク】財務データを見て、収益性についていえることを考える
    【ワーク】財務諸表から、収益性と安全性に関してどのようなことが言えるか
    (8)業種・業態別に見る財務の特徴
講義
ワーク
  • 5.総合演習問題
    2社それぞれの2事業年度の財務諸表を比較し、気づいたことや予想されることを書き出す
ワーク
  • 6.まとめ
ワーク

企画者コメントcomment

本研修は当社が創業初期から提供しているコンテンツです。頻繁に現場を離れられない、財務会計以外で学ぶことが多いなどの様々な事情から、1日間で財務三表から財務分析まで学べる本研修は根強い人気があります。会計の必須知識をコンパクトに学べるカリキュラムと復習に使える分かりやすいテキスト、ぜひ当社の定番研修を体感ください。

スケジュール・お申込み
(オンライン/セミナールーム開催)schedule・application

オンライン開催

セミナールーム開催

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講できそうな日時がない… 日程を増やしてほしい… 
そんな時には「研修リクエスト」

研修リクエストサービス

「研修リクエスト」とは、お客さまのご希望の日程、内容、会場で、1名さまから インソースの公開講座を追加設定するサービスです。 サービスの詳細や、リクエスト方法はこちらをご確認ください。

※受講者数1名以上の場合から、リクエストを受け付けております

※ご連絡いただいてから研修実施まで、通常2か月程度かかります(2か月以内での急ぎの実施も、ご相談可能です)

受講者の評価evaluation

研修評価

内容:大変理解できた・理解できた

93.4%

講師:大変良かった・良かった

96.0%

※2023年10月~2024年9月

実施、実施対象
2025年4月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
83.3%
講師:大変良かった・良かった
83.3%
参加者の声
  • 財務諸表を分析するうえでの着眼点を学ぶことができたので、自社の財務諸表や取引先の財務諸表を分析してみて、自分の働き方や、取引時の視点を増やすことに活かします。
  • 株式を扱う業務をしているので、自分の処理が会社の財務諸表のどこに影響があって、どの指標に影響があるかを意識して業務に取り組みます。
  • 財務分析の基礎知識を学べたため、自社もしくは取引先の分析に生かしていきます。特に現役コンサルタントが講師だったため、実践的な情報を入手できてよかったです。
  • 調意業務を担当しているので、様々な会社のBS、PLを見る機会があり、本日学んだ分析手法を活用していきたいです。

実施、実施対象
2025年3月     7名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 売上・利益より先の数字は自分にはあまり関係ないと思いがちであったが、自分の業務とつなげて考える練習をします。これまでの自分の判断軸をアップデートし、先の数字を意識したうえでの売り上げ拡大を目指します。
  • 財務の部署に新しく異動となるため、まずは基礎的な部分を理解できるようにしていきたいと思います。また、財務諸表を分析して自社の状況をまずは把握していきます。
  • 今日は財務諸表の読み方の基本やその指標がどのようであれば安全性が高いか、効率性が高いかといった基準も教えていただき、大変有益でした。
  • 取引先管理の中で、財務分析が一番重要だと感じました。担当している取引先の財務分析をして会社の状況がどうかを確認していきたいです。

実施、実施対象
2025年2月     9名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 金融機関の営業であるが審査業務が最も肝となっており審査が通らなければ取引ができないため、1社でも多く取引ができるよう知識の取得は日々怠らずやっていきます。曖昧な解釈がすこしすっきりしました。
  • 財務に限らず一つの側面だけで物事を判断するのではなく多面的に見たうえで分析、判断をできるようにしていきます。財務諸表は見慣れない単語ばかりが並ぶので難しいが、ポイントを押さえた分かりやすい説明により興味を持って受講することができました。
  • 数字は、「額」と「率」の両面で比較しなければならないことが大変よく分かる研修でした。自社の財務諸表を分析し、自分の仕事を少しでもより良く改善し、貢献していきます。
  • 新規取引先の財務状況を確認する際に活かします。本業での利益を大きくするために、普段の業務では売り上げが上がる工夫、コストを下げる工夫をしていきたいです。
  • 今回は基礎的な内容だったので、各項目の意味と重要性についてある程度理解できました。実際の財務諸表の比較ができたので、今回の研修で学んだ内容をもとに、自社・他社の財務諸表をみるようにします。

実施、実施対象
2025年1月     16名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
81.3%
講師:大変良かった・良かった
93.8%
参加者の声
  • 説明が初心者にもわかるような、財務諸表についてポイント説明方法や短いフレーズで内容を表現する部分が個人的によかったです。数字の持つ意味を考えるようにします。
  • 営業利益を意識しながら業務をしたいと感じました。プロジェクトチーム内で、特に競合他社分析に利用します。
  • 基礎的な内容を短時間で学べた有意義な時間になりました。企業を分析するうえでの、基本的知識の活用をします。
  • 業務提携を行う際、連携先の財務状況を個人でも確認します。財務の関連の本を読んでもよく理解ができなかったのですが、ざっくりとポイントを押さえて教えていただき、有益でした。
  • 数字の持つ意味を考えるようにしていきます。社内で財務諸表を見る機会がしばしばあるので、自分の分析意見を発信していきたいです。

財務・コスト意識関連の研修course map

コースマップの見出し

財務・コスト意識

コースマップの見出し

読み物・コラムcolumn

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2023年1月10日更新

インソースの「財務研修」の効果、特徴、演習(ロールプレイング)内容等について、研修制作者が語るページです。インソースの「財務研修」は、財務の基本を学び、具体的な財務諸表の読み方を養成する研修です。

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2024年7月18日更新

経理の仕事内容~会社のお金の動きを数字で表す経理の仕事とは、会社の経済活動...

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本研修の評価
内容をよく理解・理解
93.4
講師がとても良い・良い
96.0

※2023年10月~2024年9月

年間実績公開講座の年間実績
受講者数※1
144,887
開催数※1
13,557
講座数※2
4,487
WEBinsource
ご利用社数※2
25,017

※1 2024年1月~2024年12月

※2 2024年12月末時点

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