【名著から学ぶ】経営戦略研修2~競争優位性を追求する差別化戦略とコスト戦略

マーケティング

【名著から学ぶ】経営戦略研修2~競争優位性を追求する差別化戦略とコスト戦略

市場で競争優位を得るための、コスト・リーダーシップ戦略、差別化戦略の進め方をVRIOフレームワークで学ぶ

No. 3250203

対象者

  • 中堅層
  • 管理職層
  • 部長・経営層
  • 事業部門長や幹部候補人材
  • 製品/サービスの新規開発部門の方
  • 経営企画部門のリーダーやメンバー

よくあるお悩み・ニーズ

  • 製品・サービスを開発するうえで、どうすれば他社と差別化できるかわからない
  • 戦略立案の基本を体系的に学びたい
  • 組織の幹部として、もっと多様な視点で判断できるようになってほしい

研修内容・特徴outline・feature

本研修は、企業が市場で競争優位を確立するための「コストリーダーシップ戦略」と「差別化戦略」を学びます。そして、バリューチェーン分析やVRIOフレームワークを用いて、コスト削減と付加価値の向上、差別化の追求によって、競争優位を持続的にする戦略・施策をそれぞれ考えたうえで、これらを統合して戦略に取り入れるにはどうすば良いかを考えます。

<研修の特徴>
本研修は研修の2週間前より順次お送りする課題図書「企業戦略論-戦略経営と競争優位-【中巻】事業戦略編」を熟読し、事前課題(要提出)に取り組んだうえで、ご参加いただく研修です。研修においては、講師から内容や用語、本戦略の本質などの説明・解説の後、書籍からの学びを現場に持ち帰るためのワークに取り組みます。

企業戦略論【中】表紙

<使用書籍>
[新版]企業戦略論-戦略経営と競争優位-【中】事業戦略編 4・5章
(ジェイ B. バーニー、ウィリアム S. ヘスタリー (著), 岡田正大 (訳), ダイヤモンド社, 2021年)
https://www.diamond.co.jp/book/9784478112113.html
※書籍代は受講料に含まれます

到達目標goal

  • ①バリューチェーンを用いて、コストリーダーシップ戦略の価値を考える
  • ②自組織の差別化戦略を、経営学の理論を基に考える
  • ③競争戦略の3つの基本戦略を理解し、これを戦略・施策に取り入れる

研修プログラムprogram

内容
手法
  • ~VRIO分析を活用して、競争優位性を追求する戦略を実務に取り入れる
    ■事前課題: 書籍を読んだうえで、以下2つの事前課題に取り組む。
    【事前課題①】他社の差別化戦略について、12の手段と3つのアプローチで整理・分析する
    【事前課題②】自組織のバリューチェーン分析・VRIO分析を行う
事前課題
  • 1.戦略経営プロセスと環境分析(企業戦略論【上】サマリー)
    (1)戦略の定義~戦略とは
    (2)戦略経営プロセス~プランニング戦略
    (3)競争優位性とVRIOフレームワーク
    (4)競争優位性を維持した企業、減少した企業
    【ワーク】競争優位性の追求に必要な施策・行動を議論する
講義
ワーク
  • 2.コスト・リーダーシップ戦略
    (1)競争戦略~3つの基本戦略
    (2)コスト・リーダーシップ戦略とは
    (3)バリュー・チェーン分析と付加価値向上
    【ワーク】自組織のバリューチェーン分析・VRIO分析を共有する
講義
ワーク
  • 3.コスト・リーダーシップ戦略とVRIOフレームワーク
    (1)コスト優位の源泉~規模の経済の追求
    (2)コスト・リーダーシップの経済的価値(V)
    (3)コスト・リーダーシップと持続的競争優位(R・I)
    (4)コスト・リーダーシップ戦略の実行における組織構造(O)
    【ワーク】コスト・リーダーシップを追求する戦略・行動を考える
講義
ワーク
  • 4.差別化戦略
    (1)差別化戦略とは
    (2)差別化と複製・代替の脅威
    【ワーク】他社の差別化戦略を共有する
講義
ワーク
  • 5.差別化戦略とVRIOフレームワーク
    (1)差別化の源泉~顧客本位のアプローチ
    (2)差別化の経済的価値(V)
    (3)差別化と持続的競争優位(R・I)
    (4)差別化戦略の実行に向けた組織体制の構築(O)
    【ワーク】差別化を追求する戦略・行動を考える
講義
ワーク
  • 6.まとめ
    【ワーク】コスト削減と付加価値向上、差別化戦略を統合する
講義
ワーク

企画者コメントcomment

「企業戦略論-戦略経営と競争優位」は、欧米のMBA校やビジネススクールでも用いられる経営戦略の名著です。競争市場において他社と競争しながら利益をあげていくために、組織がとりうる戦略を整理して学びます。上巻・中巻・下巻と学んでいくことで、戦略立案の基本から事業戦略、全社戦略の種類や策定にあたっての判断軸を体系的に網羅することができます。次世代経営幹部・幹部候補人材の育成として、知識に裏打ちされた構想力を身につけ、組織の未来を切り拓く人材として活躍していただくことを期待しています。

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