300人企業のための階層別研修~係長編

管理職

300人企業のための階層別研修~係長編

従業員数300名クラスの中小企業から中堅企業における係長の役割とスキルについて学ぶ

No. 3140402  9904063

対象者

  • 管理職層
  • ベンチャー企業の係長職の方
  • 大企業子会社の係長の方
  • 地方の名士企業の係長職の方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 「係長」と「課長」、「係長」と「主任」の違いが明確に認識されていない
  • 中途採用で「係長」に就いている者が多く、それぞれが考える係長の役割定義がバラバラである
  • 一般的な企業の「係長」はどのような役割を担っているのかをコンパクトに学ばせたい

研修内容・特徴outline・feature

300人規模の企業は、ちょうど中小企業から中堅企業の間の規模の企業となります。急成長を遂げるベンチャー企業であれば、さらに次のステージに移行しようとする段階であり、また、大企業の子会社であれば、この先、親会社に頼らない自律的な運営を目指すことが課題となっているかもしれません。

この研修では、こうした300人規模の企業における係長に求められる役割とその考え方について、4つのSHIP(「リーダーシップ」「フォロワーシップ」「オーナーシップ」「メンバーシップ」)を軸にして学んでいただきます。

到達目標goal

  • ①一般的な企業において、係長職にどのような要件が求められるのかを理解する
  • ②300人規模の企業における事情を踏まえた上で、係長として目指すべき方向が定められる
  • ③係長が理解すべき「リーダーシップ」「フォロワーシップ」「オーナーシップ」「メンバーシップ」について理解する

研修プログラムprogram

  内容 手法
  • 1.300人企業における係長の実情
    【ワーク】セルフチェックを通じた自身の「係長スキル」を確認する
    (1)大企業と300人企業の「係長」を取り巻く事情
     ①係長とは「リーダー」と「プレイヤー」の兼務者
     ②一律昇格が多い大企業の係長
     ③昇格年齢に差がある中小企業の係長
     ④中小企業だからこそ"枠"にとらわれない動きができる
    (2)「課長」との違い、「主任」との違い
     ①課長との違い ~管理職ではなく監督職
     ②主任との違い ~チームリーダーではなくマネージャー
     ③トッププレイヤーであることが指導力の源泉
    (3)係長の役割の全体像
講義
ワーク
  • 2.チームを率いる「リーダーシップ」
    【ワーク】自分が考えるリーダーシップのある人の特徴や行動を挙げる
    (1)リーダーシップを発揮するための3ステップ
     ①STEP1:ゴールを示す
     ②STEP2:ゴールまでの道筋を立てる 
     ③STEP3:ゴールに向かう部下に関与する
    (2)リーダーシップの基本となる「実務能力」
     ①地位と権限で動くのは大企業の優等生だけ
     ②まずは自分でやってみること
     ③メンバーと一緒に苦労を分かち合う
     ④仕事に対する真摯さを部下に示す
    (3)リーダーシップを支える「人間力」
     ①決断力と責任感
     ②客観的視点と自己統制力
     ③謙虚さと利他性
講義
ワーク
  • 3.上司を補佐する「フォロワーシップ」
    【ワーク】上司が求めるフォロワーシップを考える
    (1)リーダーシップとフォロワーシップの関係
     ①課長のリーダーシップは係長のフォロワーシップ次第
     ②ゴールを揃えて役割は分担する
     ③決めるのは上司、手助けするのは自分
     ④責任を取るのは上司、実行するのは自分
    (2)組織運営のベースとなる「情報共有」
    【ワーク】自分の報連相が上司にとって役立つものになっていたかどうかを振り返る
     ①組織運営の基本は上司と現場の状況を共有すること
     ②上司が求める情報を理解する
     ③部下側から積極的に情報提供を行う
    (3)業務改善と組織活性化に不可欠な「提言」
     ①組織のためになることを遠慮しない
     ②最終的な組織決定には従う
講義
ワーク
  • 4.自分事として仕事を担う「オーナーシップ」
    【ワーク】オーナーシップのある行動とない行動の違いを確認する
    (1)オーナーシップとは何か
     ①係長に求められる「ノウハウ」+「当事者意識」
     ②オーナーシップのある人の具体的行動
    (2)自分の仕事に対して「経営者感覚」を持つ
     ①中小企業の係長がオーナーシップを発揮しやすい理由
     ②オーナーシップの発揮と「権限委譲」
     ③オーナーシップの醸成と「組織風土」
    (3)成果におけるオーナーシップ
     ①チャレンジと実現性のバランスを考慮した目標設定
     ②目標達成の裏付けとしての計画策定
     ③チーム成果の自分事化と部下への関与
     ④結果だけでなくそこに至るプロセスの重視
    (4)リスクに対するオーナーシップ
     ①当事者意識が高まるほど心配事は増える
     ②予定通りにいかないことを想定して手を打っておく
     ③上司に疎まれることを厭わずに進言する
講義
ワーク
  • 5.部下の貢献意欲を引き出す「メンバーシップ」
    【ワーク】メンバーシップを発揮する姿を具体的に表現する
    (1)メンバーシップの発揮に必要な「協働意識」と「メタ認知能力」
     ①「協働」とは同じ目的のために力を合わせて働くこと
     ②「メタ認知能力」とは認知活動自体を認知する能力
    (2)働く意欲の源泉となるエンゲージメント
     ①大企業で注目されるエンゲージメントとは
     ②中小企業における「組織愛」の実情
     ③「風通し」の良い組織風土と「見通し」のある未来
    (3)1対1面談を通じた部下のメンバーシップの醸成
     ①「指示」ではなく「気づかせること」が大事
     ②カギを握る聴く力
     ③自分のエピソードを語る
     ④心理的安全性の確保
講義
ワーク
  • 6.まとめ
ワーク

7197

企画者コメントcomment

300人規模の企業の中には、早いところでは20代で係長になる方もいると思われます。こうした組織における係長の役割は、現場運営の要であることが多く、同時にメインプレイヤーとして活躍するケースも少なくないでしょう。この係長の期間に、リーダーとして、あるいはマネージャーとしてのスキルとマインドを養うことができるかどうかが、その後の活躍を大きく分けることにもなります。この研修は、こうした300名規模の企業に特有の事情を踏まえながら、初級マネジメントのイロハを学んでいただくための研修として企画いたしました。

スケジュール・お申込み
(オンライン型/来場型開催)schedule・application

注意事項

  • 同業の方のご参加はご遠慮いただいております
  • 会場やお申込み状況により、事前告知なく日程を削除させていただくことがあります
  • カリキュラムは一部変更となる可能性があります。大幅な変更の際は、申込ご担当者さまへご連絡いたします。

事前のご案内

受講者の評価evaluation

生成AIによるサマリー(受講者アンケートまとめ)

お客様はこの研修について、係長としての役割や立ち位置を深く理解できた点を高く評価しています。リーダーシップやフォロワーシップを意識した具体的な行動指針が得られたことや、上司と部下の橋渡し役としての重要性を再認識できたことが好評です。また、周囲との良好な関係構築や職場の雰囲気を改善するための実践的なアプローチが学べた点も満足度が高いようです。
実施、実施対象
2025年7月     4名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 今後の係長として役割を認識して業務に活かしたいと思います。オーナーシップとメンバーシップのコントロール力を高めるよう努めます。

実施、実施対象
2025年6月     7名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • チームの協調性を高めていけるような行動を取っていきます。フォロワーシップが自分に足りていないと感じたため,それを活かして上長の補佐役として活躍したいと思います。
  • 係長としての役割が明確になりました。上司と部下のパイプ役として、翻訳しながらコミュニケーションをとっていきたい。
  • まずは本日の講義を整理して実践していきたいと考えます。まずは部下とのコミュニケーションを取ることから始めます。
  • 特に心理的安全性を高めてより良い職場にしていきます。た情報は率先して発信して、働きやすい職場づくりをしていきたいと思います。

実施、実施対象
2024年12月     6名
業種
インソース
評価
内容:大変理解できた・理解できた
100%
講師:大変良かった・良かった
100%
参加者の声
  • 係長としての役割をしっかり認識して、上司・部下のパイプ役になりたいと思います。まずは上司との関係性を作っていきます。
  • オーナーシップ、リーダーシップ、フォロワーシップを意識して取り組んでいきます。自分の業務以外にも関心を持つこと、メンバーに指示する際、言い方に気をつけること、知識を得るために勉強することを実践します。
  • 全体を意識しながら、自分中心になり過ぎずに仕事をする大切さを学びました。まずは周りがより良い雰囲気で仕事ができるように、声掛けなど意識します。
  • 上司に対するフォロワーシップも重要な役割と気づけた。上位方針を理解し、方針に違わない施策を提案することと併せて、噛み砕いて自分の言葉で語れるようにします。
  • これからは、仕事のゴールやそれに至るまでの道筋をしっかり理解して業務を進めていきます。係長の立ち位置を改めて認識致しました。

お問合せ・ご質問

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受講者数※1
154,113
開催数※1
14,945
講座数※2
4,823
WEBinsource
ご利用社数※2
26,368

※1 2024年7月~2025年6月

※2 2025年6月末時点

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