新任次長研修~全体最適の調和力(2日間)

管理職

新任次長研修~全体最適の調和力(2日間)

現場のリスクを管理し、組織全体を見ていく役割を担う

No. 3230501 9905067

対象者

  • 管理職
  • 次長級に昇任・昇格されたばかりの方、これから昇任・昇格される方
  • 次長になってから日が浅く、基本的なことを学びたい方

よくあるお悩み・ニーズ

  • 昇任・昇格を機に、新たな心構えで仕事に臨んでほしい
  • 次長としてのスキル全般を身につけてほしい
  • リスク管理、業務改善、調整など新任次長としての基本を学びたい

研修内容・特徴outline・feature

本研修は新たに次長級に昇任・昇格された方向けの研修です。役職が変わるタイミングは、仕事に対する心構えを改め、新しい役職として仕事を全うするべく、自身の仕事の仕方を見直すよい機会となります。
本研修では、次長の仕事とは何か、次長の振る舞い、考え方を伝えることで意識の変革をはかり、今後次長として仕事をしていくうえでの基本を学んでいただく研修です。
次長の仕事はリスク管理の要として、現場を全体を見ながら自部署を円滑に運営していくことです。多くのスキルが必要となり、組織のパイプ役となる機会も増えます。リスク管理、業務改善など幅広くスキルを学べます。
2日間の研修では特に調整のポイントを多く盛り込み、現場に戻ってから自信をもって業務に取り組んでいただきます。

到達目標goal

  • ①次長としての心構え、振る舞いを知る
  • ②自部署を動かすための管理の仕方、リスク管理の方法を理解する
  • ③業務改善を通じた生産性向上の仕方を考える
  • ④組織の調整役としてのポイントを学ぶ

研修プログラムprogram

内容(1日目)
手法
  • 1.次長に求められる役割
    【ワーク】次長の仕事とは何か改めて考える
    (1)次長の仕事とは~リスク管理の要でもあり組織でのパイプ役
     ①リスク管理の要②組織全体を円滑に運用する③組織内での調整役
    (2)次長としての振る舞い
     ①管理職として「偉く」ふるまう~自身のブランディング
      ・見た目が相手に与える印象を変える
      ・話し方や言葉遣いで自身を演出する
     ②これまでのルールを破る~自ら行動する
      ・万人に好かれようとしない・周囲に同調しすぎない 
      ・自らルールをつくる
     ③率先垂範~自ら先頭に立って行うことで部下の信頼を得る
     ④平常心~部下をを叱りたくなったら1分待つ
     ⑤責任感~逃げずにやり遂げる
     ⑥無私~部下を尊敬するところから始める
     ⑦粘り強く逃げない姿勢~成功まであきらめない
    (3)次長としての考え方
     ①人としてのあり方~高い倫理観の必要性
     ②逆算思考
    (4)計画の必要性~週・月・年間の予定を見据える
    【ワーク】本章をふまえ、自身の考え方や振る舞いで変えていきたい点を考える
講義
ワーク
  • 2.組織全体の計画を把握し、管理する
    (1)スケジュールの把握
    (2)お金の流れの把握
    (3)部門での数字を把握しておく
    (4)数字で管理し、PDCAを回す
講義
  • 3.リスク管理の要として動く~①ヒヤリハットマネジメント
    (1)次長がすべきリスク管理とは
    (2)ミスを放置するとどうなるか
    (3)重要となる次長の日常のリスク管理
    (4)ヒヤリハットマネジメントが次長の仕事
    【ワーク】最近のヒヤリハットをふまえ、大きなリスクにつながるものを洗い出す
    (5)ヒヤリハットを業務改善や新しいチャレンジにつなげる
講義
ワーク
  • 4.リスク管理の要として動く~②労務管理と部下のメンタルケア
    (1)日々の勤怠管理がメンタルケアの基本
     ①通勤状況・働く時間の把握②最低限知っておきたい労働基準法の知識
    (2)残業時間のコントロール
    (3)日々の観察がメンタルヘルスに直結する
    【ワーク】次のケースの対処方法を考える
     例)部下が申請時間以上に残業することが常態化している
講義
ワーク
  • 5.リスク管理の要として動く~③コンプライアンス対策
    (1)ハラスメント防止のための施策
    (2)個人情報と情報セキュリティ
    (3)不正やコンプライアンス違反を防止する
講義
ワーク
内容(2日目)
手法
  • 6.業務改善を通じて生産性を上げる
    (1)業務改善の手順
    (2)3ステップでスケジュールを立てる ~業務改善の進め方
    (3)改善対象の見つけ方
    (4)改善の実現方法を考える~「はじめ」と「終わり(ゴール)」について
    (5)対策をチェックする5つの判断ポイント
    (6)改善を定着させる
    【ワーク】自組織での改善案を考える
講義
ワーク
  • 7.業務が上手く回るように調整する
    (1)調整役だからこそ重要になる人としての「格」
    (2)組織内のパイプ役としての役割
     ①上司②部下③他部署
講義
ワーク
  • 8.調整役としてのコミュニケーション~①事前の根回し
    (1)コンセンサスマネジメントを行う
    【ケーススタディ】業務改善にあたり新制度導入について組織内での調整を行う
    (2)具体的な調整の仕方
    (3)おさえておきたい交渉のテクニック
     ①相手の関心事に沿って展開する②話の主導権を握るには
     ③望ましい回答を導き出すために
講義
ワーク
  • 9.調整役としてのコミュニケーション~②会議の合意形成
    (1)会議のゴールを明確にする
    (2)結論の出し方を決める
    (3)決定の判断基準を明確にする
    (4)コンフリクトマネジメントのポイント
    【ワーク】ケースに基づいて会議での話のまとめ方を考える
講義
ワーク
  • 10.まとめ
ワーク

企画者コメントcomment

新しい役職への昇任・昇格は社会人人生にとっても転機となります。次長というポジションは管理職として、自部署のリスクを把握し、円滑に運用していくための重要なポジションです。次長として、心構えを新たにし、自身の立場でどのように高い成果をあげていくか、特に重要となるリスク管理や業務改善の仕方だけでなく、組織の調整役としての仕事の仕方などケーススタディや演習を用いて、考えていきます。新しい役職にあたり、幅広くスキルを身につけ、今後の飛躍につなげていただく内容として企画しました。

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2024年10月24日更新

課長の役割は、「現場トップ」として現場のPDCAサイクルを徹底的に回し、円滑に動かすこと。適材適所の最適な人員配置を考え、自部門を目標達成へと導いていきます。新任課長の方のこれからの活動指針として、また階層別教育における問題解決のヒントとしてご活用ください。

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2024年7月18日更新

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