保育士向け内部調整研修～会議編（４時間）

経験や役割にとらわれない、円滑な会議運営を学ぶ

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対象者

全階層

・保育施設で働く職員の方
・保育施設内で会議を進行する役割の方

よくあるお悩み・ニーズ

会議の場で参加者の意見を引き出せるようになりたい
参加者の階層に幅があり、職歴の長い人の意見に左右されてしまう
特定の人ばかりが発言し、活発な意見交換ができていない

研修内容・特徴outline・feature

保育業界は近年、社会的な関心の高まりに伴い職場環境が改善されつつあるものの、依然としてその待遇や働き方には課題があります。組織的な改善活動はもちろんのこと、その解決には保育士自身の仕事を遂行するスキルの向上が欠かせません。そこで、必要な内部調整の１つである「会議」を研修で取り上げます。

さまざまな職歴や経験を持つ職員が参加する会議では、個々人の思いが強く、スムーズな進行が難しい場面があります。本研修では、ファシリテーターの役割や会議を円滑に進めるための４つのスキルを学びます。研修の最後には、保育園で実際にある「出し物についての話し合い」「園内改善のための話し合い」「行事の担当者決め」などのテーマで会議の模擬演習を行います。

研修のゴールgoal

①会議の実施背景や目的、目標を加味した事前準備ができる
②短時間で結論を導き出すための要点を踏まえ、中立な立場として会議を進められる
③的確に意見を集約し、参加者の合意形成を促せるようになる

研修プログラム例program


	内容	手法
	１．はじめに ■なぜ会議に難しさを感じるのか ①何のための会議かがわからない　②公平な議論ができない ③建設的な議論ができない	講義
	２．ファシリテーションとは（１）ファシリテーションの目的（２）プロセスに関与する（３）ファシリテーションにおける心構え（４）ファシリテーターに求められる４つのスキル ①場のデザインスキル　②対人関係のスキル　③構造化のスキル ④合意形成のスキル	講義
	３．場のデザインスキル（１）目的を明確にする（２）目標を設定する（３）進め方（プロセス）を決める（４）ルールを決める（５）役割分担を決める（６）空間としての場を決める【ワーク】会議での「場のデザインスキル」の活用方法を考え、まとめる	講義ワーク
	４．対人関係のスキル（１）「傾聴」のスキル（２）「介入」のスキル（３）「観察」のスキル（４）「質問」のスキル（５）「話す」スキル	講義
	５．構造化のスキル（１）要点を見つける（２）関係を見つける	講義
	６．合意形成のスキル（１）合意形成における役割（２）コンフリクトマネジメント（３）意思決定の支援（４）合意形成支援のポイント	講義
	７．ファシリテーション（会議）演習【ワーク】グループで役割を決め、会議演習を行う＜テーマ１＞職員同士のコミュニケーション不足への改善策（案）を３つ出す＜テーマ２＞秋祭りのテーマについて意見を取りまとめ、結論を出す＜テーマ３＞水遊びの開始時期をいつにするか決める＜テーマ４＞園行事の担当者の案を出す	ワーク
	８．振り返り【ワーク】ファシリテーターとして、自分が会議に参加したときの目標を立てる	ワーク

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よくあるご質問について、研修のプロとして熱く丁寧に回答します。

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カスタマイズ事例～ケーススタディCASE STUDY

本研修のカスタイマイズ事例として、作成したケーススタディを業界別にご紹介します。

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{{theme}}研修のケーススタディ一覧

受講者の声／研修の感想・得た学びVOICE & learning

実施、実施対象

2024年6月　　　　　3名

業種

非営利団体・官公庁関連組織

評価

内容：大変理解できた・理解できた

100%

講師：大変良かった・良かった

100%

参加者の声

職員間だけでなく、保護者との座談会などでファシリテーターをする際にも活かします。会場の設定を含め、総合的に発言がしやすい環境づくりを意識しようと思いました。
自分を振り返り、課題に向き合える有意義な時間となりました。苦手とすることに対して具体的にどうしたら良いかを考えられたので、今後実践します。
講師の方の表情や話し方が魅力的でした。会議や研修などで、話し合いを進めるにあたり活かしていきます。

開発者コメントcomment

本研修は保育施設からのご要望で作成した研修です。これまで会議運営をしたことがない職員の方から今まさに悩んでいる方まで、経験を問わず受講いただくことができます。最後の演習では、参加者全員に「意見交換に前向きな参加者」や「話をいろいろな方向に動かしてしまう参加者」といった役割が与えられます。多様なメンバーと関わりながら会議の目的を果たすための、具体的なスキルを学ぶことが可能です。