行政向け人事評価者・考課者能力向上
研修の特徴・目的
行政における評価・考課に関する課題
人事評価制度を活用できていない組織は多い
成果が見えにくく、公務を数字で測りにくいといった行政ならではの人事評価・考課に関する相談をよく伺います。各部門・部署で業務の難易度や専門性が異なるため評価基準を統一できないなどの声もあり、効果的に制度を活用できていない組織は少なくありません。加えて、定期的な人事異動に伴い前部署で培ったスキルを活かしにくい状況は、職員のモチベーション低下につながりやすいといえます。職員の働く意欲が削がれてサービスの質が低下すれば、本来の命題である公益の最大化が難しくなってしまいます。
組織の課題に合わせた評価ソリューションを提供
当社では、評価者にとって基本となる心構えやスキルの習得はもちろんのこと、評価を通じて部下のモチベーションを上げる方法や自部署のコミュニケーションを活性化するポイントなど、実状や課題に合わせたご提案が可能です。研修の実施にとどまらず、人事評価の制度設計コンサルティングやその運用ツールの導入など、数多くの行政組織を支援しています。
行政向け人事評価者・考課者能力向上に関する研修のポイント
評価者マインドの醸成
人事評価制度の目的は「人材育成と組織力の向上」です。評価者は、職員を育成するために制度を活用し、組織の目標達成に向けた動機づけをする必要があります。そのためには公正公平な評価で、部下が住民の生活を支える公務に携わりながら成長や働きがいを実感できるように導くことが重要です。評価者自身の姿勢・行動によって被評価者のモチベーションが大きく左右することを自覚し、正しく実行できるようになることを目指します。
誰もが納得できる評価・考課の実践
人事評価・考課は、目標設定、期中のマネジメント、評価、面談の順に行われるのが一般的です。期初には組織目標に沿った適切な目標を話し合い、評価期間中は進捗や不安に思っていることに対して都度アドバイスやフィードバックをします。評価者と被評価者間で日常的にコミュニケーションを取りながら、結果だけではなくプロセスも含めて観察記録を残して目標を管理し、期中の行動を評価に反映させることが求められます。
ハロー効果や中心化傾向、期末誤差などの心理的な評価エラーに陥らないように注意するとともに、評価の偏りを防ぐために評価者同士ですり合わせることが肝要です。加えて、たとえ評価が芳しくないものであっても批判や非難をせず、次の成長へのステップとして意欲を引き出せるような面談での伝え方を身につけなければなりません。
円滑な評価制度運用
評価者が1~2回うまく評価できたとしても、評価制度を紙媒体で運用していると組織の人事情報管理は否応なく煩雑になり、複数の職員の状況を見比べたり必要な教育を検討するのにも時間を要します。当社が開発した人事サポートシステム・LMS(Leaf)の機能の一つ「人事評価シートWEB化サービス」は、評価シートの配布・回収から最終結果の調整まで、全てをシステム化できます。貴組織の評価制度に即して、横断評価・経年比較などのオプションを追加することも可能です。評価制度と教育制度の連携や再構築のコンサルティング、個々の職員の課題や強みを数値化する階層別アセスメントサービスも実施しています。
「今」を捉えたインソースの研修
インソースでは、時代の変化に寄り添い新たなニーズに応えるため、毎月新作研修を開発しております。外部環境の変化に対応すべく今必要なスキル、最近耳にする新しい分野など多数ご用意しておりますので、その中で本テーマにおける新作研修をご紹介します。
新規採用職員向け被評価者研修(半日間)
研修開発者の思い・こだわり
「新規採用職員の導入研修に、人事評価への理解を深めるプログラムを取り入れたい」というご要望にお応えする研修です。みなさんが初めて人事評価を経験した際、いかがだったでしょうか。説明は受けたもののよく理解できないまま、何となくの感覚で目標を設定し自己評価を付けたという方がいるかもしれません。新人のうちに研修を受講して理解を深めることで、自信を持って人事評価に臨み、自身の成長につなげていただきたいと考えます。
行政向け人事評価者・考課者能力向上 おすすめプラン
コア・ソリューションプラン
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評価制度を活用して成果につなげる評価者スキル強化プラン
評価者が「目標管理」「期中のマネジメント」「評価面談」の各場面で部下の成果を上げるスキルを習得する。なお、評価シートは全てWEBに移管し、事務を軽減する
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評価者同士の認識をすり合わせ、適正評価を導き出すプラン
人事評価シートのWEB化で被評価者の自己評価・一次評価者の評価の比較を容易にしたうえで、一次評価者と二次評価者の判断のすり合わせを行う
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双方が納得できる評価に導く日常フィードバック促進プラン
上司は部下に対してまめなフィードバックや行動記録を行い、部下も上司に成果を正確に伝えることで、日常のコミュニケーションを活性化させ、納得感ある評価につなげる
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信頼関係を深め挑戦を促す評価面談を実現するプラン
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人事評価制度を「愛」をもって構築・見直しするプラン
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人事評価制度を人財育成ツールとして最大限活用するプラン
行政向け人事評価者・考課者能力向上 研修プログラム
旬のプログラム
基本プログラム
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評価者研修~基本編
公平で適正な評価を行うために「目標管理」「能力評価」「評価面談」の3つの基本スキルを習得する
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実践!評価者研修~期初、期中、期末にやるべきこと(2日間)
評価時期にだけ頑張ればよい…というわけではない。年間を通して評価者が意識すべきこととは
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行政向け多面評価を踏まえたマネジメント力向上研修(半日間)
他己評価を元に自身のマネジメントを徹底分析!理想的なリーダーシップを追及し組織を活性化
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評価者研修(半日間)
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評価者研修~評価者としての総合スキル習得編(2日間)
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実践!評価者研修~各評価プロセスのポイント習得編
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被評価者研修~目標設定編(半日間)
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被評価者研修~来期へつなげる振り返り編(半日間)
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セルフマネジメント研修~自分で目標管理して成長する
階層やニーズ別のプログラム
行政向け人事評価者・考課者能力向上 ワークショップ
行政向け人事評価者・考課者能力向上 動画教材・eラーニング
行政向け人事評価者・考課者能力向上 おすすめサービス
行政向け人事評価者・考課者能力向上 Leaf(リーフ)シリーズ~HRテック
行政向け人事評価者・考課者能力向上 読み物・コラム
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人材評価を語る
インソースでは「人材評価」について、適正な人事評価によって社員・職員の能力・資質を向上させることを目的にしている、と基本的に考えています。その「人材評価」の効果、特徴、内容等について、弊社代表・舟橋がインタビュー形式で語るページです。
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人事評価の3つの意義~人材育成につながる評価
人事評価には、組織全体で少なくない時間が使われます。処遇を決めるというイメージが強いですが、それだけではなく人材育成などにも結び付け、有効に活用する方法について、お伝えします。
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人事評価基準「コンピテンシー」の内容と導入背景
サラリーマンと人事評価は切っても切り離せないもの。人事評価は、昇進、昇格のほか、さまざまな用途に使われています。人事評価基準としてよく知られているものに「コンピテンシー」があります。
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銀子さんの研修川柳~評価者研修を訪ねる
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人材アセスメントとは~その定義と、メリット・効果・活用事例
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評価制度の浸透は「粘り強さ」がカギ
研修のプロがお答え行政向け人事評価者・考課者能力向上 全力Q&A
お客さまから「{{trainingName}}」に多く寄せられるご質問を抜粋して掲載しております。
質問をクリックすることで、回答が表示されます。
お問合せ・ご質問
よくいただくご質問~特徴や内容など講師派遣型研修について詳しくご説明
適切な評価が、職員一人ひとりのやる気を高める